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文賢を個人で使うのはアリ?独学ライターの感想

文賢 個人

読みやすく、わかりやすい文になるようアドバイスしてくれる“文賢”。

個人で使ってみたくても、有料ツールなのがネックです。「ベテランブロガー」「編集者」などのレビューもありますが、初心者向けのツールなのかわからず不安ですよね。

そこでWebライター歴1年半という絶妙な立場の管理人が、実際に使って感じたメリット・デメリットをご紹介。文賢を個人で使う際のデメリット軽減法もまとめたので、よければ参考にしてみてくださいね。

文賢の機能を個人で使ってみた感想

文賢には『正しさ・読みやすさ』『文章表現』『専用辞書・ルール』の3つの機能が備わっています。個人ライターの私が実際に使った感想をご紹介しますね。

文章の正しさ・読みやすさチェックは〇

『正しさ・読みやすさ』機能では、チェック項目に従って推敲や校閲作業を支援してくれます。

私の場合「例えば→たとえば」といった、漢字の“ひらく・とじる”の指摘がありがたいですね。ほかにも以下の注意を受けることがあります。

  • 同じ助詞の連続使用
  • 主述関係が不明瞭
  • 重複表現

文章の正しさや読みやすさ、わかりやすさを考えていると、つい“見た目”を忘れてしまうもの。「あとで後悔」といった重複表現も、急いでいると見逃す可能性もあるので助かっています。

文章表現アシスト機能は△

『文章表現』機能では3,500以上の文章表現を収録。左側に文章を入力すると、以下の項目に沿って似た意味の表現が右側に表示されます。

  • 言い換えや類語
  • ことわざ・慣用句
  • 感情をたとえた一文

パッと使える言い換え表現は少ないものの、「どう〇〇なのか」「数字は具体的か」を問いかけてくれる機能はオススメ。機械でありながら第3者に添削されているような感覚になり、忘れがちな読者目線を思い出させてくれます。

専用辞書などサブ機能は◎

文賢では親アカウントの場合、用途に合わせたオリジナル辞書を3つまで無料で作れます。

あらかじめ自分好みにカスタマイズしておくと執筆がサクサク進んでGood!わたしの場合、取引先によって使用NGなワードもあるので、事前に登録し誤って使うのを防いでいます。

またライティングの作業は、“執筆<リサーチ・チェック”である場合がほとんどですよね。

表示幅が「PC⇔スマホ」に随時切り替え可能、「漢字使用率や文字数が常に表示される」のは嬉しいポイント。文賢を使いはじめ、1つのツールで記事入稿までの確認作業のほとんどが済んで楽です。 なお、各機能は文賢ヘルプサイトでも詳しく紹介されていますよ。

ちなみに文賢を運営しているのは、SEO分野で15年以上活躍している株式会社ウェブライダー。

Webライターやアフィリエイターのバイブル書籍『沈黙のWebライティング』、WordPressテンプレート「賢威(ケンイ)」で有名な会社です。

私も読みましたが、漫画なので内容がスッと頭に入ってきます。何より“ボーン”が面白すぎる(笑)。

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(2022/6/9 16:05時点)

文賢を個人で使って感じたメリット・デメリット

文賢を使って個人的によかった点は『向上心UP』で、いまいちだった点は誤字脱字を含む『校閲機能の甘さ』です。感想を交えて詳しくご説明しますね。

文賢のメリットは向上心UP

  • Google Chromeの拡張機能で記事研究が簡単
  • 添削内容をチェックリストで管理可能

文賢の『拡張機能』を利用すればGoogle Chromeで見つけた、気になるWeb記事を文賢上で分析可能。漢字の比率や1文の長さなど、魅力的に感じた理由をロジカルに理解できます。

個人ライターはモチベーション維持が大変です。文賢はライターの「こんな記事を書いてみたい」という欲をうまい具合に刺激してくれます。

また個人ライターに使い倒してほしい機能が『チェックリスト』です。カテゴリ10件・内容100件が追加できるので、カスタマイズすれば仕上げの見直しがはかどりますよ。

わたしはクライアントさんからいただいた指摘を記入し、納品前にサラッと目を通せるようにしています。書き方の癖は簡単には直せませんが、いつでも確認できるように意識するだけでも変わります。



文賢のデメリットは校閲機能の甘さ

文賢のいまいちポイントは、校閲機能の甘さです。たとえば、以下のような誤りがスルーされることがあります。

  • もらいたいたい
  • ~たりの誤用

わたしの主観ですが、誤字脱字の厳しさは以下のような感じです(右にいくほど厳しい)。

文賢<Googleドキュメント<Microsoft Word

とはいえ文賢は『校正ツール』ではなく『文章作成アドバイスツール』なので、当然と言えば当然かもしれません。わたしは以前と同じくMicrosoft Wordの校閲機能や、音読・印刷を駆使して対応しています。

わたしの場合、とくに不安な同音異義語は『記者ハンドブック』を引くことが多いです。辞書も慣れると案外速く引けるので個人的にはオススメ。

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感想(0件)

文賢の個人契約が不安なら「説明会参加」「月額払い」

  • 無料説明会に参加
  • 月額払い(ペイパル)で契約

文賢のライセンスは、契約期間の縛りがないので気楽に解約できます。とはいえ、せっかくならできるだけ後悔せずに導入したいもの。 ここでは文賢をはじめる際の不安要素を最小限にする方法を考えてみました。

無料説明会に参加

文賢を個人で導入する際の最大のネックは料金ですよね。まずは支払い形式ごとの料金をみてみましょう(2022年6月時点)。

クレジットカード
(3
0日更新)
銀行振込
(180日更新)
銀行振込
(1年更新)
初期費用(A)11,88011,88011,880
更新費用 (B)
※月額費用
2,178円13,068 23,958
初月にかかるお金(A+B)14,058 24,948 35,838
次回更新日までの月額2,178 なしなし
支払い方法別の費用(税込)※

※詳細は【文賢】公式サイトへ

ライターとしての収入が安定するまでは正直迷う金額ですよね……。わたしも何日、いや何か月も迷いました(汗)。

わたしは「ライターを長く続けたい」と思い導入を決めましたが、迷う際は実際に試すのがベストかと思います。文賢が定期的に実施しているオンライン説明会では、希望者にトライアルアカウントを発行してくれるそうなのでぜひ。

ツールのコスパが知りたい方は、文賢マガジンのこちらの記事も読んでみましょう。

月額払いのPayPal(ペイパル)で申し込み

文賢の申し込みはクレジットカード(PayPal)銀行振込の2種類で、ライセンスの更新期間は以下。

  1. クレジットカード:30日ごと
  2. 銀行振込:180日または365日ごと

つまりライセンス使用料を定期払い(30日分)にするか、180/365日分まとめて払うかの違いですね。

お試し感覚ではじめたい方は、銀行振り込みではなく月額で支払っていくPayPalがオススメ。30日単位の更新のため1か月使って合わない場合、解約手続きをすれば次月からの引き落としをストップできます。

銀行振込だと短くても180日単位の更新なので、仮に30日目に解約しても残りの約5か月分の料金は返金されないので注意してくださいね。

※解約や料金プランの詳細は【文賢】公式サイトへ

文賢が向いている人・向いていない人

文賢を個人で約1か月使って感じたのは、文賢はオススメできる方とそうでない方がいることです。理由を交えてご説明しますね。

文賢をオススメしたい人

  • 第3者に添削してもらう機会がない初心者ライター
  • 自分の文章に自信が持てないライターやブロガー

文賢の強みは、自分の文章をいつでもチェックできることです。

初心者ライターはテストライティングを突破できない場合も多いため、自分の文章を細かく指摘してもらう機会があまりありません。

少し書き慣れてきても、自分の文章を客観的に読むのは、意外に難しいもの。相手が人だと遠慮や気まずさもありますが、ツールなので何度でもチェックしてもらえますよ(笑)。

文賢は気軽に試せる添削サービスに近いので、3年未満くらいのライターやブロガーにオススメです。

文賢をオススメできない人

  • 経験年数3年以上の中堅・ベテランWebライター
  • 紙媒体での記者やライター経験がある方

紙媒体や経験年数3年以上の方はおそらく、会社の研修や長年の経験で文賢から指摘されるような項目をすでに体得していそうですよね。オススメできない、というより使わない機能が多いかもという気がします。

ただ、ライターの記事をチェックする編集者の方は時短効果が見込めそうですね。

まとめ:独学ライターは試すのもアリ

文賢を個人で使うのはアリか、独学ライターの感想を綴ってみました。

文賢がなくても記事は書けますし成長も可能ですが、初心者や修行中のライターは「頑張り方がわからない」もの。

いまの文章力から少しでもステップアップしたいと悩んでいる方は、試しに使ってみるのはアリかと思います。

私もまだまだ勉強中ですが、この記事が少しでも悩める同志の参考になれば幸いです。